女子生徒「殺意を持って切りつけた」と容疑認める 中学校で男子生徒に切りつける【警察署前から中継】

12月4日午前、愛知県半田市の中学校で、2年生の男子生徒が切りつけられる事件が起きました。逮捕されたのは同じクラスの女子生徒…いったい何が起きたのでしょうか。
(中継 当麻葵記者)愛知県の半田警察署前です。
殺人未遂の疑いで逮捕された、中学2年で14歳の女子生徒は現在、こちらの半田警察署で取り調べを受けているものとみられます。
「殺意を持ってナイフで切りつけた」と供述しています。
警察や消防によりますと、4日午前11時10分ごろ、愛知県半田市の中学校の教室で中学2年で14歳の女子生徒が、同級生で同じクラスの13歳の男子生徒を刃物で切りつけたということです。
男子生徒は首の後ろを切りつけられ、病院に搬送されましたが軽傷ということです。
凶器は折りたたみナイフとみられ、刃の部分は6センチほどで、キャンプなどで使う携帯用のものだということです。
事件当時、教室内では習字の授業が行われていて、女子生徒は事件後、教室にいた男性教諭に取り押さえられました。
女子生徒は殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されています。
警察の調べに対して女子生徒は「殺意を持ってナイフで切りつけた。左の首あたりにけがをさせたことは間違いない」と容疑を認めています。
現場となった中学校には、事件直後から複数のパトカーが駆けつけるなど騒然としました。
事件当時、教室には40人ほどの生徒がいたということですが、ほかにけがなどはありませんでした。
また、午後5時半から市の教育委員会が会見を開きました。
けがをした男子生徒は、傷の幅が3センチほどで、逮捕された女子生徒とは席が近かったということです。
警察は、事件に至った動機など警察は詳しく調べています。
以上、半田警察署前からお伝えしました。

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