福岡県春日市の航空自衛隊春日基地は、7月に基地内で開かれた夏祭りで、勤務中にビールや酎ハイを飲んだとして、23歳の空士長を停職5日の懲戒処分にしたと4日、発表しました。空士長は当時、基地内で火災が起きた際に消火や避難誘導を担当する、基地消防隊員として勤務していました。
空士長はことし7月26日、午後6時半から午後8時半まで、夏祭りの売店で売っていた350ミリリットルの缶ビール3本と缶酎ハイ1本を飲んだということです。
午後5時から翌朝8時すぎまで、基地消防隊員として勤務していましたが、すでに勤務を終えていた同僚3人とともに飲んだということです。
同僚たちは再三にわたり止めたということですが、空士長は「同僚と夏祭り会場を散策している最中、衝動的に、少しぐらい飲酒してもばれないだろうと安易な気持ちだった。申し訳なく思い、深く反省しています」と話しているということです。
翌朝、空士長の顔がはれぼったいことを上官が不審に思い面談したところ、勤務中の飲酒を認めたということです。
春日基地の夏祭りは夕方5時すぎから市民に開放され開かれていました。