岸田総理はイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、「民間人の犠牲者が増えることは避けるべき」との考えを伝えました。
電話会談で岸田総理は、ハマスなどによるテロ行為を断固として非難する考えを伝えたうえで、「民間人の犠牲者が増え続けることは避けるべきであり、事態の早期沈静化と民間人の被害の最小化、国際法の遵守が重要である」と述べたということです。
また、「イスラエルとパレスチナが平和裏に共存できることが重要だ」との考えを伝え、ネタニヤフ首相からはガザ地区でのイスラエルの立場について説明があったということです。
このほか、ネタニヤフ首相は、紅海などで船舶への攻撃が頻発していることへの懸念を表明し、岸田総理も「船舶の自由で安全な航行を阻害する行為を断固非難する」と応じました。
両首脳は、中東情勢について引き続き緊密に意思疎通していくことで一致しました。