今月7日、函館市の海岸に大量のイワシが打ちあがっているのが見つかった問題で11日も朝から手作業での回収作業が続いています。
坂詰怜記者)
「イワシが打ちあがっているのが見つかって5日目です。依然として海岸は死んだイワシで埋め尽くされています」。
今月7日、函館市の海岸で大量のイワシが打ち上げられているのが見つかり戸井地区では11日も市と道の職員らおよそ40人が出て手作業での回収作業を続けています。
打ち上げられたイワシは数千トンあるとみられ回収が完了するめどは立っていません。
函館市戸井支所産業建設課・畑野富和課長)
「きょう(11日)は平日なので人数も少ない縮小した形で(きのうと)同じような作業です」。
道総研が10日、周辺の漁港9か所の水質を調査したところ戸井漁港の酸素濃度が平常値のおよそ27%と大きく下回っていて今回、打ち上ったイワシが与える漁業への影響も懸念されています。