愛知県半田市の中学校で、同じクラスの男子生徒をナイフで切りつけた殺人未遂と銃刀法違反の非行内容で、検察は25日、中学2年生の女子生徒を家庭裁判所に送致しました。
半田市内の中学校2年生で14歳の女子生徒は、12月4日授業中の教室内で、同じクラスで当時13歳だった男子生徒の首を、ナイフで切りつけた殺人未遂などの疑いで逮捕・送検されていました。
男子生徒は軽傷でしたが、女子生徒は逮捕後の取り調べで「殺意をもって切りつけた」と容疑を認めた上で、犯行動機について「男子生徒や別の生徒がうとましかった」という趣旨の供述をしていたということです。
名古屋地検は25日、この女子生徒について、殺人未遂と銃刀法違反の非行内容で、名古屋家庭裁判所に送致しました。
今後、家庭裁判所が調査を進め、女子生徒の処分を決めることになります。