日本大学の林真理子理事長(69)は25日、文科省を訪れ、アメフト部の一連の薬物事件をめぐる大学の改善計画を再提出した。
「今回は第三者委員会にかかる検討会議の答申の追加をお持ち致しました」として文科省・池田貴城高等教育局長に改善計画を手渡した。池田局長は「一刻も早く、信頼を回復すべく改善に向けて全力をあげて取り組む必要がある。引き続き取り組みを注視致します」とし、「このようなことは二度と起きないように取り組みを進めていただきたい」と述べた。
文科省は日大が11月に提出した改善計画について「具体性に欠ける」として12月中の再提出を求めていた。
大学は21日に東京都千代田区の本部で、大麻問題で廃部が決まったアメリカンフットボール部の部員と保護者らに対する説明会を実施していた。