訪日外国人向けの免税制度を悪用し不正に消費税の還付を受けたとして、千葉県成田市内にあるコンビニエンスストアの運営会社が刑事告発されました。
消費税法違反の疑いで東京国税局から告発されたのは、コンビニを運営する「ウイングツバキ」と椿美津子社長です。
関係者によりますと椿社長は、運営する成田市内のコンビニで訪日外国人向けの免税販売も行っていましたが、対象外の人に対してたばこの免税販売を行い、2020年の1年間でおよそ300万円を不正に還付を受けたほか、2021年には消費税およそ2000万円を不正に還付を受けようとしたということです。
椿社長は取材に対し「調査中のため具体的な内容は差し控える」とコメントし、セブン&アイホールディングスは、このフランチャイズ加盟店について、「誠に遺憾、適切に対応する」としています。