ついに部隊使用承認!
2024年度予算案では6機の取得を予定
防衛省は2023年12月22日(金)、海上自衛隊が運用している哨戒ヘリコプター「SH-60K」の後継機となる「SH-60L」の開発が完了したと発表しました。
「SH-60L」は、ステルス性が向上した諸外国の潜水艦に対して対潜戦の優位を確保すべく、「SH-60K」をベースに開発された機体です。既存の「SH-60K」と外観が同じように見えますが、搭載システムや飛行性能などの能力向上が図られています。
開発は2015(平成27)年から始まり、2021年5月に初飛行に成功。同年に三菱重工が試作機2機を防衛省に納入しています。以後、各種の確認試験が重ねられてきました。2024年度予算案では6機(665億円)の取得が盛り込まれています。