「怒羅権」初代メンバーに依頼容疑=池袋の強盗で中国人2人逮捕―警視庁

東京・池袋のマンション一室に3月、5人組が押し入り、現金100万円などが奪われた事件で、警視庁捜査1課は25日までに、強盗致傷容疑などで、いずれも中国籍の会社役員王櫟硯(59)=東京都多摩市関戸=、職業不詳劉家祥(54)=千葉県船橋市習志野台=両容疑者を逮捕した。2人は容疑を否認しているという。
同課は携帯電話の解析などから、両容疑者が3月、以前から面識があった暴走族グループ「怒羅権(ドラゴン)」の初代メンバー、汪楠被告(51)=強盗致傷罪などで起訴=に強盗を依頼したと判断。同被告が実行役を集めたとみている。
王容疑者は被害男性の会社に融資しており、2人の間で金銭トラブルがあった。劉容疑者は事件当日、海外に滞在中だった。
逮捕容疑は3月21日午前、実行役と共謀し、豊島区東池袋のマンションで、中国籍の会社経営者の40代男性に暴行を加えて3週間のけがをさせ、現金計109万円とノートパソコン5台など計19点(153万円相当)を奪った疑い。
[時事通信社]

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする