奈良の土砂崩れ…2次災害おそれで規制範囲拡大『無人運転の重機』で岩を取り除く予定

奈良県下北山村の国道で起きた土砂崩れで、捜索再開に向け、土砂を取り除く作業が12月25日朝から続けられています。 土砂崩れが起きた奈良県下北山村の国道では、25日午前、2次災害のおそれがあるとして規制がさらに広げられました。 23日午後9時前、下北山村の国道169号沿いの斜面が幅20~30mにわたって崩れ、車1台から男性(53)が救助されました。消防によりますと、現場にはほかに少なくとも車1台が埋まっているとみられていますが、斜面には崩れそうな土砂が残り、2次災害のおそれがあることから、救助活動を中断しています。 土砂の撤去作業は25日朝も引き続き行われていて、午後からは無人運転の重機を使った岩を取り除く作業が予定されているということです。救助活動は安全が確認され次第、再開される見通しですが、土砂の撤去作業が続く中、再開の時間などは決まっていない状況です。

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