不同意性交致傷の罪で起訴された宮崎市議の西本誠被告(37)について、宮崎地裁は26日、保釈を認める決定を出した。弁護人が同日、明らかにした。西本被告は4月の市議選で政治団体代表「スーパークレイジー君」として初当選していた。同日夜、勾留先の宮崎刑務所から保釈され、報道陣に「申し訳ありませんでした」と述べて土下座した。
西本被告は9月6日に不同意性交致傷の疑いで宮崎県警に逮捕され、同27日に宮崎地検が起訴した。検察側は保釈決定を不服として準抗告したが、地裁は退けた。西本被告は後日、記者会見するとしている。
市議会は9月、西本被告に対する辞職勧告決議を全会一致で可決した。