JAXA=宇宙航空研究開発機構は、25日、日本初の月面着陸を目指す小型実証機「SLIM」の月の周回軌道への投入に成功したと発表しました。
日本で初めての月面着陸を目指す小型実証機「SLIM」は今年9月に種子島宇宙センターから打ち上げられ、その後、地球を周回する軌道に投入されていました。
JAXAによりますと、「SLIM」は25日に、月の周回軌道に入ることに成功したということです。来月中旬まで軌道の調整を続け、来月20日の午前0時ごろ降下を開始し、20分間かけて月面に着陸する計画だということです。
来月20日の着陸が難しいと判断された場合、再び着陸に挑戦するのは2024年2月になる見通しです。