萩生田前政調会長を任意で事情聴取 西村前経済産業大臣にも聴取検討 自民党安倍派「裏金」事件で 東京地検特捜部

自民党の派閥が政治資金パーティー収入の一部を裏金化したとされる事件で、安倍派の萩生田前政調会長が東京地検特捜部から任意の事情聴取を受けていたことがわかりました。
東京地検特捜部から任意で事情聴取を受けたのは、最大派閥・安倍派幹部の萩生田光一前政調会長です。
安倍派をめぐっては、政治資金パーティーの収入の一部が派閥側から議員側にキックバックされ、政治資金収支報告書に記載されず、裏金になっていた疑いがあります。
特捜部はすでに、安倍派の事務総長を務めた松野前官房長官や高木前国対委員長など、幹部4人から任意で事情を聴いていて、今後、事務総長を務めた経験がある西村前経済産業大臣への聴取も検討しているもようです。
特捜部は、安倍派幹部らの聴取を通じて、収入の一部を収支報告書に記載しなかった経緯などを議員側がどう認識していたか、解明を進めるものとみられます。

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