輪島市で住宅倒壊も「停電で詳細把握できない」 石川県で震度7

1日に石川県能登地方で最大震度7を観測した地震で、輪島市内でも避難住民から複数の家屋の倒壊情報が寄せられている。同市が確認を進めているが、停電の影響で現地からの情報収集が難航している。
同市役所の警備担当の男性によると、2回目の大きな揺れの際に市役所庁舎内の棚が倒れてものがひっくり返り、停電が発生した。午後5時半現在は庁舎内の電気は復旧したものの、津波警報が出ており、すでに百人以上の住民が庁舎内に避難。庁舎は正面玄関の前で陥没が起きたため、別の出入り口から住民が避難してきているという。
避難してきた住民からは「家が倒壊している」との情報が複数寄せられているが、市内の広範囲で今も停電が発生しているとみられ、男性によると「外からの情報が入ってこず、市の職員も倒壊が起きた件数や地域などの詳細は把握できていない」という。

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