新型コロナ患者数6週連続増 1医療機関あたり5.79人 季節性インフルは3週連続減少も5県で「警報レベル」

新型コロナの「定点把握」によって集計した全国の1週間の患者数について、厚生労働省は前の週と比べて1.27倍となり、6週連続で増加したと発表しました。
厚労省によりますと、先月31日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は2万7987人でした。1医療機関あたりでは、前の週と比べて1.27倍の「5.79人」で6週連続で増加しました。厚労省は「緩やかな増加傾向が続いている」としています。
また、季節性インフルエンザについては、全国およそ5000の医療機関から先月31日までの1週間に報告された患者数は10万4612人でした。1医療機関あたりの患者数は21.65人と3週連続で減少しています。
都道府県別の感染状況をみると、1医療機関あたりの患者数が最も多いのは、▼宮崎県の44.86人で、次いで▼高知県が36.25人とあわせて5県で「警報レベル」の目安とされる30人を超えています。

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