【能登半島地震】大雨警報のなか輪島市で大規模捜索 見守る住民「火事が憎い」 断水で消火栓使えず燃え広がる

最大震度7を記録した能登半島地震。大規模な火災に見舞われた「輪島朝市」では、9日に引き続き10日も警察や消防による大規模な捜索が行われています。
10日午前11時45分現在、輪島市内には大雨警報が出ています。
気温も上がらず、非常に冷たい雨が降りしきる中、火事のあった現場では、警察と消防・自衛隊による大規模な安否不明者の捜索が進められており、200~300人が参加していると思われます。
取材中に、こちらに住んでいた友人の安否がわかっていないと、心配で見にくる近所の人の姿がありました。
火の手は初めは小さかったそうですが、断水で消火栓が使えなかったこともあり、消すことができなかったということで、変わり果てたを街並みを前に「火事が憎い」と話していました。
9日は遺体が運びだされるような様子も見受けられ、火事さえなければ助かった命があったかもしれないと強く感じました。
輪島市ではまだ43人が安否不明です。捜索は日没まで続けられます。

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