痴漢行為2年で50回!飲食店の雇われ店長が「通勤客」を装い、繰り返した“物色お触り”の手口

飲食フランチャイズ店の雇われ店長が、ワイシャツとスラックス姿で満員電車に乗り込み、通勤客のサラリーマンを装って痴漢行為を繰り返していた。
東京都内を走行中の京成電鉄京成線の電車内で、10代の女子高生にわいせつな行為をしたとして埼玉県八潮市の飲食店従業員、峯岸和広容疑者(49)が8日、不同意性交等の疑いで警視庁本所署に逮捕された。
昨年9月21日午前7時半ごろ、峯岸容疑者は電車で通学中の女子高生の背後から体を密着させ、スカート内に手を突っ込み、下半身を触るなどの性的暴行を加えた。女子高生は恐怖のあまり声も上げられず、抵抗もできず、されるがままの状態でいたところ、そばにいた乗客の男性が不審な行動に気づき、その場で峯岸容疑者の腕をつかんで次の駅でホームに引きずり降ろした。身柄を駅員に引き渡そうとした瞬間、峯岸容疑者は男性客の手を振り払い、ホームから走って逃げた。その後、捜査員が防犯カメラの映像などから峯岸の行方を追い、特定した。
調べに対し、「仕事のストレス解消と性欲の発散のためだった。約2年前から50件ほど痴漢をした」と供述しているという。今回、逮捕容疑が不同意性交等となったのは、単に女子高生の下半身を触っただけではなく、性的暴行に準ずる行為があったから。
■埼玉の自宅から京成線沿線まで“出張”
「当時、車内は通勤客と通学客でごった返していたそうです。犯人はサラリーマンの格好をして通勤客に紛れ込めば、目立たず、誰が触ったか特定されにくいのではと考えていたようです。実際、これまでの2年間、やりたい放題だった。犯人の自宅から現場の京成線までは約7キロの距離があり、最寄りの沿線でも何でもなかった。犯人は普段から通勤に電車を使っておらず、痴漢をするために朝早くから通学客の多い電車を利用していた。飲食店の仕事では着ない長袖ワイシャツとズボンを用意し、わざわざ通勤カバンまで手に持ち、会社員のふりをしていました」(捜査事情通)
こんなのが通勤ラッシュの満員電車内に紛れ込み、目を皿のようにして獲物を物色していると考えただけで怖い。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする