防衛省チャーターの大型フェリーで避難者受け入れ開始、調理したての食事と大浴場を提供

能登半島地震の被災者が休養できるようにと、防衛省は14日、石川県七尾市の七尾港に停泊する大型フェリー「はくおう」(約1万7000総トン)で避難者の受け入れを始めた。船内に1泊して、調理したての夕食と朝食が提供されるほか、大浴場も利用できる。
当面は市内の避難所ごとに希望を募り、最大200人ずつに1泊2日を過ごしてもらう。初日は約60人が乗船した。東京都内から帰省中に被災した大学院生(28)は母、祖母と乗船し、「今年初めてお風呂に入ることができた。さっぱりした」と話した。
フェリーは同省がチャーターした。2016年の熊本地震でも休養施設として使った実績がある。

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