能登半島地震による避難所生活が長引く中、石川県輪島市では被災地以外への2次避難を促すため、市長が直接、住民に呼びかけました。
輪島市の坂口市長はきのう、避難所の小学校を訪れ、2週間経っても避難生活を続ける住民に2次避難を呼びかけました。
坂口輪島市長「金沢周辺とかいったん2次避難して、お風呂も入れるし」
住民「『温泉に行ってきなさい』と言われてもそれは無理。1か月2か月出なさいと言われるとどうすればいいか」
石川県内では1万6700人余りが避難生活を続けていて、輪島市は最多の6355人に上ります。
また、市内の中学生250人があす、白山市へ集団避難することが決まりました。生徒たちは最長で2か月ほど、近隣の中学校に通う予定です。