飛行機内で盗撮未遂容疑 乗客を逮捕、出発30分遅れ 福岡空港

福岡空港(福岡市博多区)に駐機していた旅客機内で女性を盗撮しようとしたとして、福岡県警空港署は19日、乗客で佐賀県鹿島市の自称配送業の男性(23)を性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)容疑で逮捕した。
逮捕容疑は19日午前8時ごろ、旅客機内で女性の下着を動画撮影しようとしたとしている。同署によると、機内の床にスマートフォンが置かれているのに被害女性が気付き、問いただした。
男性は「スカート内を盗撮しようとしたが、下着を撮影しようとしたわけではない」と、一部否認しているという。
国土交通省福岡空港事務所などによると、旅客機はアイベックスエアラインズの福岡発仙台行きの便で、男性を降ろすなど事件の対応で出発が約30分遅れた。
航空業界では客室乗務員への盗撮被害が以前から問題となっており、性的姿態撮影処罰法(2023年7月施行)が制定されるきっかけの一つとなった。【平川昌範】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする