議員辞職願を出した谷川弥一氏「とにかく私が悪かった」…多額の金集め「力を付けたかった」

自民党派閥の政治資金規正法違反事件を巡り、自民を離党した谷川弥一衆院議員(長崎3区)が22日、長崎県大村市で記者会見を開いた。谷川氏は「このような事態に至ったことは認識に甘さがあったと深く反省している。深くおわび申し上げる」と陳謝した。
会見では「とにかく私が悪かった。全て私の責任だ」と答えた。
東京地検特捜部は19日、安倍派から還流を受けたパーティー収入計約4300万円を資金管理団体の収支報告書に記載しなかったとして同法違反で谷川氏を略式起訴していた。谷川氏は会見で、還流された金の使途について「詳細については言えません。個人的に使った記憶はありません」と語った。
また、多額の金を集めた理由については「力を付けたかった。長崎県の課題を解決するためだったが、勘違いしていた」とも述べた。
谷川氏は22日午後、額賀衆院議長宛てに議員辞職願を提出した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする