東京・足立区にある住宅の床下で、50代の夫婦の遺体が見つかった事件で、警視庁は遺体を遺棄したとして34歳のフィリピン人の男を新たに逮捕しました。
警視庁によりますと逮捕されたフィリピン国籍のデラ・クルース・ブライアン・ジェファーソン・リシン容疑者はすでに逮捕されているモラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ容疑者と共謀して足立区の住宅の床下に高橋徳弘さんと妻の希美江さんの遺体を遺棄した疑いがもたれています。
これまでの捜査でモラレス容疑者の自宅近くの防犯カメラには、モラレス容疑者と男性とみられる人物がゴミを捨てる様子が映っていて、ゴミの中から血のついた服や希美江さんのものとみられる靴などが見つかっていたことから警視庁はこの人物の関与についても調べていました。
そして、22日、警視庁は茨城県内でデラ・クルース容疑者の身柄を確保しました。
調べに対して、容疑を認めているということですが、警視庁は2人が夫婦が死亡した経緯についても知っているとみて調べる方針です。