自民党森山派が解散決定「断腸の思い」 街の声は?

鹿児島4区選出の森山裕衆議院議員が会長を務める自民党の派閥・森山派が25日、解散の方針を決めました。相次ぐ派閥の解散に街の声は。(鹿児島4区選出・自民党 森山裕衆議院議員)「断腸の思いだが、解散をするという選択が政治の信頼を取り戻し、大事なことだという全員の思いで決断をした」自民党の派閥の政治資金パーティをめぐる事件を受けて、森山派=近未来政治研究会は25日の会合で、解散の方針を決めました。解散の理由として「国民から派閥と政策集団の違いが理解されにくい」ことなどをあげています。自民党の派閥の解散は岸田派、安倍派、二階派に続き4つ目で、立件されていない派閥の解散は初めてです。(鹿児島4区選出・自民党 森山裕総務会長)「選挙をしなければいけないので、『お前の派閥は解散してない』という批判が膨張していくということは好ましくない」また25日は、比例九州選出の小里泰弘衆院議員が所属する谷垣グループも解散の方針を確認しました。相次ぐ派閥解散の動きに街の人は・・・。(60代)「一回解散して出直す方が良いと思う。どういう形で政策集団が作られるか。そこは見ていかないと、何とも言えない」「やはりお金が透明になるように。派閥を解散するより、みんなクリーンにしなくては、個人個人が。そうしないと信頼できない」「政党助成金を派閥に配るという話だが、振り分け方が意味不明。そもそも無くした方が良い。政策集団や勉強会は作れば良いが、お金やポストとからむと厄介な話になる」(70代)「派閥が大事という話も聞く。お金を受けていない人も派閥の中ではいる。ひとくくりにしてしまうと、一生懸命している議員もいると思うし」

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