去年12月、札幌市の歓楽街ススキノで、私服の女性警察官に対し「ニュークラブのスカウトです」などと声をかけたとして、42歳の男が逮捕されました。
客引きやスカウト行為を禁止するいわゆる「ススキノ条例」違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区北8条西4丁目の42歳の自称契約社員の男です。 男は去年12月4日午後10時5分ごろ、札幌市中央区南6条西4丁目の路上で、取り締まり中だった私服の女性警察官に対し、風俗やキャバクラで働かないかと勧誘した疑いが持たれています。 警察によりますと、男は「ニュークラブのスカウトです。キャバクラ、ニュークラとかいろんな人をスカウトするんで、キャバクラや風俗のオーナーとかも知り合い結構いるんで」などと話しかけていました。
警察は、そのほかの捜査を積み重ねて容疑を固め、5日午後、男を逮捕しました。 取り調べに対し、42歳の自称契約社員の男は「悪いことだとわかっていたが、良い稼ぎになるからやっていた」などと話し、容疑を認めているということです。 警察は、余罪の有無などを引き続き捜査しています。