7日夕方、群馬県伊勢崎市の2つの公園で7歳の小学生を含む12人が次々と犬にかまれ、けがをしました。
警察によりますと、7日午後4時10分ごろ、伊勢崎市田中島町にある「西部中央公園」で「犬に噛まれた」と目撃した男性から110番通報がありました。
警察によりますと、公園付近にいた8歳の女子児童を含む小学生4人と、40代の男女2人のあわせて6人が犬にかまれて足などにけがをしたということです。
さらに、この通報のおよそ15分後には300メートルほど離れた「田尻公園」でも、公園付近にいた7歳から9歳の小学生5人と、60代の男性1人のあわせて6人が犬に足などを噛まれました。
けがをした12人は、けがの程度がわかっていない46歳の男性を除いていずれも軽傷だということです。
警察によりますと、12人を噛んだ犬は伊勢崎市に住む会社役員の男性(62)が飼う体長およそ1メートル30センチの四国犬の2歳の雄で、県の動物愛護センターの職員が捕獲し、現在センターで保護されているということです。
警察が飼い主の男性から話を聴くなどして当時の状況を調べています。
2つの公園は、JR伊勢崎駅から南西におよそ2.5キロ離れた住宅街の中に位置しています。