「血だらけで横になってて…」小学生ら12人を次々かんだ犬、トイプードルをかみ死なせる 飼い主が悲痛な胸の内明かす 群馬・伊勢崎市

きのう、群馬県伊勢崎市の公園で、小学生らあわせて12人が次々と四国犬にかまれましたが、この際、小型犬がかまれ死んでいたことがわかりました。
きのう夕方、伊勢崎市にある2つの公園で、小学生9人を含むあわせて12人が犬にかまれました。かんだのは、体長およそ1メートル30センチの四国犬で、12人は足などにけがをしました。
自らも犬に足をかまれた男性が、当時の状況を証言しました。
犬に足をかまれた学童の施設長「見たことのない中型犬が公園に侵入をしてきまして、一部の子どもが騒いだり逃げたりしたところ、回り込んできた犬に1名がかまれました」
犬はその後、さらに方向を変えるなどして児童らを追いかけ、次々にかんでいったといいます。
犬に足をかまれた学童の施設長「ショックでみんな泣き叫んでましたね。大変なことになっちゃったと」
さらに、その後の取材で、公園近くを散歩していた小型犬のトイプードル1匹もかまれ、その後死んでいたことがわかりました。
トイプードルの飼い主がさきほど取材に応じました。
かまれて死んだトイプードルの飼い主「後ろからピョーンと来て、うちの犬をかんだらしいんですよね。(夫が)『犬にかまれちゃった』というから、すぐ行ったんです、現場に。そしたらベロ(舌)出して血だらけで横になってて」
その後、救急病院に連れていったものの処置の甲斐なく、17歳だった愛犬は命を落としたといいます。
かまれて死んだトイプードルの飼い主「夕べも眠れなかったし、ご飯もたべられなかったし、自分の家の子どもと同じですもんね」
一方、かんだ四国犬の飼い主の男性は…
四国犬の飼い主「申し訳ないの一言です。今回の犬は、基本的には犬舎の中に入っている犬なんですけど、たまたま庭に出てる時間があった」
男性は、この犬を含むあわせて7頭の四国犬を飼っていて、今回の犬が「どうやって外に出たのかわからない」と話します。
四国犬の飼い主「今以上に、厳重に対策を、今後取っていきたいとは思う」
警察は、当時の状況を調べています。

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