8日午後2時5分頃、山梨県甲州市塩山上井尻の清水寺に、「動物のような死体がある」と散歩中の女性から県警日下部署に通報があった。現場に駆けつけた署員が性別不明の乳児の遺体だと確認した。県警は死体遺棄事件として捜査している。
発表によると、遺体は境内の土の上にあり、腐敗が進んでいた。服は着ていなかったとみられる。県警は9日以降に司法解剖し、傷の有無や、死因などの特定を進める。
清水寺は、甲州市立井尻小学校から南側に約600メートル離れた住宅街にある。近くに住む30歳代の女性は「墓地があるが、頻繁に人が来る場所ではない。話を聞いて驚いた」と話していた。