珠洲市の市営路線バス5路線が運行再開、避難所通る路線新設…能登地震から運休

石川県 珠洲 市で13日、市営路線バスの運行が再開した。能登半島地震の影響で全8路線を運休していたが、道路復旧が一部で進んだことなどから5路線で再開した。ほかに、避難所を通る路線も設けた。
バスはマイクロバスやワンボックス車などを活用し、定員は29~10人。地震前と同様に無料で運行し、市内の学校や病院などを結ぶ。被災前に10人いた運転手はこの日までに6人が戻った。本数は従来の半分ほどで運行するという。
路線バスの再開により、市が1月11日から運行していた小中学生の通学専用バスは統合された。
バスで避難所から市役所を訪れた榎木美和子さん(71)は、「親切な運転手さんが多いバスが再開し、安心して移動できる。本当にありがたい」と話した。
被災地では、輪島市でも5日から、市営の無料バスが運行を始めている。

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