中核派の活動家5人逮捕=平和式典の市職員に暴行容疑―広島県警など

昨年8月6日の「原爆の日」に、平和記念式典の関連業務を担当していた広島市職員に暴行を加えたとして、広島県警などは28日、暴力行為法違反の疑いで、大阪府高槻市登町の冨山小太郎容疑者(37)ら過激派「中核派」の活動家5人を逮捕した。同県警は5人の認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は昨年8月6日、広島市の原爆ドーム周辺で平和記念式典の関連業務に当たっていた市職員に集団で暴行を加えた疑い。
県警によると、冨山容疑者らはデモ行進に参加するため、スクラムを組んで集合場所に向かう際、職員に体当たりしたという。県警は警視庁、大阪、京都両府警と共に、中核派の拠点「前進社」など全国8都府県の計14カ所を家宅捜索した。
デモ主催団体は28日、広島市内で記者会見を開き、「反核運動をつぶそうという不当な弾圧だ」と反発した。
[時事通信社]

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