大阪・ミナミのホテルに赤ちゃんを遺棄した疑いで、警察は住所不定・自称風俗業の中元桜冬（なかもと・おと）容疑者（２３）を逮捕しました。 ２月２２日、大阪市中央区のホテルで、ゴミ箱の中からへその緒がついた男の赤ちゃんが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。 警察は２２日に死体遺棄の疑いで赤ちゃんの母親とみられる２３歳の女の逮捕状を取得していました。女は病院で治療を受けていて、警察は回復を待って逮捕する方針、退院を受けて逮捕しました。 警察の調べに対し容疑者は、「赤ちゃんを捨てたのは、亡くなった赤ちゃんをどうしたら良いか分からなかったからです」と話し、容疑を認めているということです。 司法解剖の結果、赤ちゃんは２０日に死亡したとみられ、死因は胎便を吸い込んだことによるものだと判明しています。分娩時間が長引き、産道に長くとどまったことが原因とみられます。