警部補を不同意わいせつ容疑で書類送検、北海道警「被害者保護のため」と公表せず

北海道警が今年1月、道内の警察署の男性警部補を不同意わいせつ容疑で書類送検し、同月31日付で停職6か月の懲戒処分にしていたことが27日、関係者への取材で分かった。
警部補は昨年、女性の体を触るわいせつな行為をした疑いがあるという。当日は勤務時間外だった。
警察庁は懲戒処分の発表指針で、私的な行為で停職以上の処分となった場合は公表するとしている。一方、被害者のプライバシー保護などでやむを得ない場合は、発表しないとしており、道警は「被害者保護のため」として公表していなかった。
また、道迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで警備部の40歳代の男性巡査部長も今年1月に書類送検され、同月31日付で減給10分の1(3か月)の懲戒処分となっていたことも判明。2人は依願退職したという。

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