9日早朝、札幌市豊平区で、一緒に酒を飲んで帰宅した同僚の男性を殴り、けがをさせたとして43歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区本郷通6丁目北の43歳のアルバイト従業員の男です。 男は、9日午前4時40分ごろ、札幌市豊平区平岸2条18丁目のマンションの駐車場で、職場の52歳の同僚男性の顔を殴るなど、けがをさせた疑いが持たれています。 殴られた男性は、右頬の打撲や口の中を切るけがをしました。 警察によりますと、男と男性は一緒に酒を飲んだ後、タクシーで帰宅し、男性が自宅マンションの前で下車する際、2人は何らかの理由で口論になったということです。 そして男が、男性を地面に押し倒し、馬乗りになり犯行に及んだということです。
その様子を見ていたタクシーの運転手が「乗客が降車後にもめている」と警察に通報し、駆け付けた警察官が、男をその場で逮捕しました。 取り調べに対し、43歳のアルバイト従業員の男は「やった行為については間違いない」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、事件のきっかけとなった口論のいきさつなど、当時の状況を詳しく調べています。