12日午前11時半すぎ、兵庫・小野市の鉄道ののり面で工事中に土砂崩れが起き、作業員の男性2人が巻き込まれました。2人とも救助されましたが、1人が心肺停止の状態です。
12日午前11時30分すぎ、兵庫・小野市粟生町の神戸電鉄の陸橋ののり面で、「土砂が崩れて50代の男性が生き埋めになった」と工事関係者から消防に通報がありました。
消防や神戸電鉄などによりますと、50代と60代の男性作業員2人が土砂崩れに巻き込まれ、2人とも救助されたものの、50代の男性が心肺停止の状態です。60代の男性は軽傷とみられています。
当時、現場では陸橋の補強工事が行われていたということで、神戸電鉄粟生線は小野駅から粟生駅の間で運転を見合わせています。