不動産コンサルティング会社の社長ら3人が、横浜銀行から土地やアパート建設の融資金、あわせておよそ2億7000万円をだまし取ったなどとして再逮捕されました。
警視庁によりますと、不動産コンサル会社社長の藤本優容疑者ら3人は2022年、ウソの預金残高を見せるなどして、横浜銀行に土地の購入やアパート建設の融資を依頼し、およそ2億7000万円をだまし取ったなどの疑いが持たれています。
融資を申し込んだのは東京新聞の販売員の男性で、職業を大手外資系金融機関の社員と偽った上で、3人が偽造した源泉徴収票や実際のおよそ120倍に水増しした預金残高を見せるなどして、銀行を信用させたということです。
警視庁は、この男性も任意で調べるとともに、藤本容疑者らが複数の銀行から30億円以上をだまし取った可能性があるとみて調べています。