車にしがみついた男性を振り払い殺害しようとした疑いで21歳男2人逮捕

車にしがみついた男性を振り払って殺害しようとしたとして、警視庁捜査1課は、殺人未遂の疑いで、フィリピン国籍の住居不定、無職、ペレス・フランシス・ケイニー・ソラレス容疑者(21)と千葉市美浜区打瀬、職業不詳、谷口潤容疑者(21)を逮捕した。認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は3月16日午前2時50分ごろ、東京都墨田区の路上で、普通乗用車の開いている窓にしがみついていた男性=当時(28)=に対し、車を急発進させて振りほどき、殺害しようとしたとしている。男性は60メートルほど引きずられて振り落とされ、脳挫傷を負った。意識は回復しているという。
捜査1課によると車は盗難車両で、谷口容疑者が運転席、ペレス容疑者が助手席にいたとみられる。事件を目撃したタクシー運転手の男性が「蛇行運転している車からドスンと音がして人が投げ出された。道路の真ん中で血だらけで倒れている」と110番通報。防犯カメラの捜査などで両容疑者が浮上した。捜査1課は何らかのトラブルがあったとみて詳しい経緯を調べている。

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