北海道・釧路市で建設中の大規模太陽光発電所をめぐり、市民団体らが建設中止を求める署名や要望書を釧路市長に提出しました。
28日、釧路市の市民団体らは、馬主来沼周辺での大規模太陽光発電所の建設中止を求めて要望書とともにおよそ2万3000人分の署名を蛯名市長に提出しました。中止が求められた発電所の建設をめぐっては、去年、保安林内で事業者が無断で水路を掘っていたことが確認され、道から原状復帰するまで建設中止とする行政処分が出されています。
要望書では、建設による除草剤の使用で沼が汚染される恐れや、火事の際にも消防車がたどり着けないことなどが指摘されています。
音別町パシクル湿原を守る会・村上有二代表:「第一級の自然ですので、これを壊したままぬするわけにはいかない。未来と子どもたちに対して顔向けできないので、絶対に阻止する」。