江東区議選でネットに有料動画広告、自身への投票を呼びかけた区議を書類送検…「違反の認識なかった」

昨年4月に行われた江東区議選で、インターネット上に有料動画広告を出して自身への投票を呼びかけたとして、警視庁が今年3月に「東京維新の会」所属の千田昌寛・江東区議(43)を公職選挙法違反容疑で書類送検していたことがわかった。
捜査関係者によると、千田区議は区議選が告示された昨年4月16日~翌17日、SNSや動画投稿サイトの運営元に計約1万5000円を支払い、自身への投票を呼びかける動画広告を掲載した疑い。
動画は約70秒間で、千田区議が「思いを込めた一票をお願いします」などと訴える内容だった。千田区議は外部からの指摘を受けて広告の掲載を停止し、初当選後の昨年11月、警視庁に事実関係を申告していた。
千田区議は27日、読売新聞の取材に「違反との認識がなく確認不足だった。深く反省している」と話した。

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