全ての保護司へ「国が総力を挙げて安全確保に取り組む」、観察対象者とのトラブル総点検へ

大津市の保護司殺害事件を受け、法務省は10日、全国50か所の保護観察所に対し、保護司の安全を確保するため、保護観察中の対象者との間でトラブルがないかどうか総点検するよう通知した。
通知では、全ての保護司に連絡をとり、保護観察中の対象者に報復をほのめかす言動などがないか、6月中をめどに聞き取るよう指示。保護司から不安の声が寄せられた場合、▽担当保護司を複数指名する▽国の保護観察官による直接担当に変更する――などの対応を検討するよう求めた。
また、同省は、全ての保護司向けに「国が総力を挙げて安全確保に取り組む」とする保護局長名のメッセージを、各保護観察所を通じて出した。

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