１７歳の女子高校生を橋から転落させて殺害したとして、北海道旭川市の女と少女が逮捕された事件。
容疑者らが,、留萌から女子高校生を監禁した車内の状況が明らかになってきました。
（石黒記者）「いま、内田梨瑚容疑者が出てきました。うつむきながら車へと乗りこみます」
フードの先を強く引っ張りながら姿を現した内田容疑者。
殺人の疑いで内田梨瑚容疑者と１９歳の少女が２０２４年６月１４日に送検されました。
２人は２０２４年４月、旭川市神居町の神居大橋から留萌市の１７歳の女子高校生を川に転落させ、殺害した疑いが持たれています。
（石黒記者）「現場の近くにはきょうも多くの花が手向けられています。そして女子高校生が留萌から監禁されていたという車内の様子が明らかになりました」
捜査関係者によりますと、留萌市の道の駅から神居古潭まではずっと内田容疑者が運転をしていました。
内田容疑者らは、女子高校生を後部座席に乗せ、その両隣にこれまで逮捕された少年や少女が座るなどして監禁をしていたことが新たにわかりました。
車には最大５人が乗っていた時間もあったということです。
さらにＳＮＳの写真を巡るやりとりでは、女子高校生は殺害される前日、内田容疑者に脅され、１０万円の電子マネーを送ろうとしていたこともわかりました。
しかし送金がうまくいかず、内田容疑者らは一連の犯行に及んだということです。
殺人・恐喝・監禁・わいせつ行為と全ての犯行に関わってきた内田容疑者。
これは、ＳＴＶが入手した内田容疑者が中学３年生のときの文集です。
タイトルは「どう、挽回するか」。
「一学期の通知表を見て衝撃を受けた。少し遊びすぎた結果だよと口では言えるが、不満やこの先のことで不安。今までサボッてきたぶん、人の何十倍も頑張るんだ。机と向き合って必死になっていたあの日のように」
卒業後の内田容疑者を知る人はー
（内田容疑者を知る人）「高校の知っている感じだとやんちゃしてるかな」
（内田容疑者を知る人）「いまは遊んでるなって印象はあったから」
なぜ女子高校生を殺害するまでに至ったのかー
ＳＮＳの画像使用を巡るやりとりについて「言葉遣いが気に入らなかった」という趣旨の供述をしている内田容疑者。
警察は引き続き、事件のいきさつについて詳しく調べています。