きょう未明、埼玉県加須市の東北自動車道で、乗用車とトラックが衝突し炎上する事故があり、乗用車から1人の遺体が見つかりました。事故当時、乗用車は高速道路を逆走していたとみられています。
きょう午前2時すぎ、加須市南篠崎の東北道下りの加須インターチェンジ出口付近で、「トラックと乗用車の事故」と目撃者した男性から119番通報がありました。
消防が現場に駆けつけたところ、トラック1台と普通乗用車1台が燃えていて、火はおよそ1時間後に消し止められましたが、2台とも全焼しました。
消防などによりますと、乗用車の焼け跡からは成人とみられる性別不明の1人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、乗用車は事故当時、高速道路上を逆走していたとみられています。
また、トラックを運転していた大阪府の59歳の男性も病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。
警察は遺体の身元の特定を進めるとともに、事故のいきさつを調べています。
この事故で、東北道の下り・久喜インターチェンジから加須インターチェンジまでの区間がおよそ6時間にわたり、一時通行止めになりました。