【熊本市電】「脱線の原因は」記者会見の直後に新たなトラブルで立ち往生

トラブルが続く熊本市電で、車両の機器が故障し立ち往生する新たなトラブルです。
熊本市交通局によりますと28日午後5時前、健軍町発・熊本駅前行きの熊本市電が熊本駅前電停に到着後、車両のモーターを制御する機器が故障し、約13分間立ち往生したということです。
熊本市交通局は、故障した車両を別の車両と連結させて移動させ、臨時便を出して対応しました。
故障の原因については調査中としています。
熊本市電では今年に入りトラブルが相次いでいます。
26日には田崎橋電停を出発した車両が脱線する事故が起きていて、熊本市交通局がトラブルの中でも最も重い「重大事故」に認定。
28日午後3時から記者会見を開き、「脱線か所のレールと車輪がすり減っていたことが原因」とする見解を発表しました。
そのうえで、「安全が確認された」として運休していた熊本駅前と田崎橋との間の運転を29日から再開すると発表した直後に新たなトラブルが起きました。

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