最大震度6弱のあと「今のところ通常とは異なる地殻変動なし」 南海トラフ地震臨時情報の発表から一夜 気象庁が情報更新【南海トラフ「巨大地震注意」】

きのう、宮崎県では震度6弱の地震が発生し、気象庁は初めて巨大地震への注意を呼びかける南海トラフ地震の臨時情報を発表しました。気象庁前から地震についての最新情報を伝えてもらいます。
気象庁は午後3時半に情報を更新し、「今のところ、地震発生の後は通常とは異なる地殻変動は観測されていない」と明らかにしました。
日向灘で発生した地震に連動して別の巨大地震が発生する可能性は、普段よりも高い状態が続いていますが、きのう夜の時点から高まっているわけではありません。
気象庁は関東の太平洋側から沖縄にかけての南海トラフ巨大地震で被害が想定されているエリアでは、揺れや津波への備えの確認や自治体などの呼びかけに応じた防災対応を取るよう呼びかけています。
さらに日向灘周辺では、きょう午後2時までに震度6弱を含め震度1以上を14回観測するなど、活発な地震活動が続いているとして、きのうの地震で揺れが強かった地域では、最大震度6弱程度の非常に強い揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。

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