連休明けの今日13日(火)は、北日本の日本海側を中心に雨が降っています。台風5号(マリア)から変わった熱帯低気圧の影響です。動きが遅く、明日14日(水)にかけて一時的に雨や風が強まるおそれがあります。
1時間に20mm近い雨も
台風5号(マリア)は今日3時に、日本海で熱帯低気圧に変わりました。ただ、熱帯低気圧の東側には雨雲があり、東北日本海側や北海道で雨を降らせています。局地的に雨雲が発達し、北海道千歳市支笏湖畔では9時30分までの1時間に18.5mmのやや強い雨を観測しました。熱帯低気圧は動きが遅く、周辺では明日にかけて雨の降りやすい状況が続く見込みです。一時的に降り方が強まるおそれもあります。特に南東から湿った空気が流れ込みやすい道南では雨雲の発達に注意が必要です。これまでに記録的な大雨となった東北の太平洋側でも雨の降ることがあります。少しの雨でも災害発生のおそれがあるため、引き続き危険な場所には近づかないでください。
沿岸部では風も強い
沿岸部では風も強まっています。特に北海道は南寄りの風が強く、道南では平均風速が10m/sを超えている所もある状況です。未明には室蘭市で最大瞬間風速が19.1m/sに達しました。この後も熱帯低気圧に近い北海道の道南や道央、東北北部の沿岸部では風の強い状態が続く予想です。横殴りの雨になることがありますので、車などの運転は視界不良にご注意ください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)