震災に便乗した窃盗などが大幅に増加 石川県内・ことし上半期の犯罪概況

県内のことし上半期の犯罪概況がまとまり、奥能登を中心に震災に便乗した犯罪が大幅に増加していることが分かりました。
県警によりますと、ことし1月から6月までの半年間県内での刑法犯の認知件数は2612件で、去年の同じ時期と比べて400件近く増加しています。
市町別でみると奥能登の4つの市と町で認知された刑法犯が127件と、去年の同じ時期と比べて2.4倍に増加。
能登全体(9市町)の認知件数の中では「窃盗」がおよそ7割を占め、警察は被災した家屋を狙うなど震災に便乗した犯罪の増加が背景にあるとみています。
また、SNS型投資・ロマンス詐欺については、30件認知されていて、被害額は4億2741万円。
去年の同じ時期より件数は26件、額では3億6000万円あまり増えていて、警察は身に覚えがない電話やメールは詐欺を疑うよう呼びかけています。

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