投資商材の購入などの名目で現金をだまし取ったとして詐欺グループが摘発された事件で、警察は公開手配していた男2人を逮捕しました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、SNS型投資詐欺グループの主犯格・上家夕貴容疑者(30)と吉岡公充祥容疑者(29)です。 警察によりますと、2人は今年2月から3月までの間に、SNSを通じて投資商材の購入などの名目で愛知県に住む女性(20代)から現金約90万円をだまし取った疑いがもたれています。2人は8月17日、警察に出頭し、「ニュースでいっぱいやっているし逃げてもしかたない」などと話しているということです。 この事件をめぐっては計94人が逮捕されていて、被害総額は9億5000万円以上にのぼるとみられています。警察はグループのトップとされる中村晋弥容疑者(41)の行方を捜査しています。