カップ焼きそば「ペヤング」を製造するまるか食品(群馬県伊勢崎市)の会長丸橋八重子さんが7月16日、死去した。90歳だった。今月19日にはお別れの会が営まれ、関係企業を含む約1000人が参列した。
現在の群馬県みどり市出身。商家に生まれ、同社前社長で夫の丸橋善一氏(2003年に死去)とともに、業界初の液体ソースの開発に携わったほか、湯切りしやすい四角い容器を考案するなどした。商品の試食にも参加し、様々な新商品を生み出した。
長男で同社の丸橋 嘉一 社長は「会長の遺志を引き継ぎ、『お客様に喜びと感動を与えられる商品』を開発していけるよう精いっぱい精進してまいります」とのコメントを出した。