2025年大阪・関西万博会場の人工島・夢洲(大阪市)へつなぐ海上交通ルートが決まった。大阪市中心部や神戸市の神戸港、兵庫県の淡路島などと夢洲を結ぶ5ルートで、1日計29便運航する。ほかに大阪湾の遊覧ルートも開設する。
日本国際博覧会協会(万博協会)が20日までに公表した5ルートの発着地は(1)神戸港・神戸空港方面(2)淡路島方面(3)大阪市中心部(4)淀川本川(5)堺市の堺旧港―。大阪湾の遊覧は夢洲発着で、会場シンボルの木造巨大屋根「リング」を海から望める。乗船や、船着き場から会場までのシャトルバスは予約制とする予定。