台風10号の影響で、奄美市で1人がけがをしたほか、鹿児島市でも道路わきの木が倒れる被害が出ています。
奄美市によりますと、27日夜、市内で離れて住む家族を訪ねた60代の男性が、訪問先の敷地内で風にあおられて転倒し、右太ももを骨折するけがをしたということです。
こちらは鹿児島市城西の鹿児島西警察署前で、午後2時半ごろ撮影された映像です。街路樹が車道をふさぐように倒れています。
幹の太さが50センチほどはあろうかという街路樹は、根元からぽっきり折れて、警察官が急いで道路わきに動かしています。
警察によりますと、木が倒れたことによるけが人はいなかったということです。
こちらは喜界町の港です。複数の漁船が転覆しています。
鹿児島県によりますと、喜界町では県道・浦原喜界空港線の道路わきの木が倒れ、27日午前9時40分から通行止めになっています。
喜界町では住宅の屋根がはがれたり、外壁や塀が崩れる被害が複数起きているということです。