予約制夕食を当日に取りたいと言い出した兵庫県知事、断られ激怒「俺は知事だぞ」…職員アンケ

兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題を受け、県議会の百条委員会が実施した職員アンケートで、中間報告以降に集まった約2000人分の回答内容が判明した。
パワハラの疑惑については、約70人が「目撃等により実際に知っている」と回答した。自由記述欄には、新たな疑惑として、斎藤知事が参加した会議が開かれたホテルで、当日になって予約制の夕食を取りたいと言い出し、職員が断られると、「俺は知事だぞ」と激怒したという証言があった。
また、県内の施設を視察した際、知事側が一般のトイレでは身だしなみがチェックできないと要望。職員らが、鏡と手洗いのある障害者らのための多目的トイレを一時的に知事用に案内したとの証言もあった。
アンケートは7月31日~8月14日、職員約9700人を対象に実施し、約6700人が回答した。8月5日午前9時までに寄せられた回答(4568人分)は8月23日に中間報告として公表されている。
中間報告を含むアンケート全体では、パワハラ疑惑について4割、贈答品の受領疑惑について2割の職員が見聞きしたと回答した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする