全国的に強風が吹き荒れる 台風14号から変わった低気圧が発達

台風14号から変わった低気圧の影響で、日本付近は気圧差が大きくなっています。全国的に風が強く、一部では瞬間的に30m/s近い強風を観測しました。
金沢市で29.8m/sの最大瞬間風速
台風14号から変わった低気圧は秋雨前線と一体になり、日本海を東進しています。秋雨前線の北と南には勢力の強い高気圧があり、日本付近は気圧差が大きな状況です。北日本や北陸以西の日本海側では東~北寄りの風、関東以西の太平洋側では西~南寄りの風が強く吹いています。9時00分までの最大瞬間風速は金沢市で29.8m/sと今年最も強い風を観測。そのほか、和歌山市で23.3m/s、静岡空港で21.1m/sと広範囲で20m/s以上の強風です。関東でも東京都大田区・羽田空港で19.0m/s、千葉市で17.7m/sを観測しました。午後は西日本で風が次第に収まる一方で、東日本や北日本では強風が続く見通しです。雨がそれほど強くなくても傘がさしづらい状況になります。大雨だけでなく、風によっても交通機関に影響の出る可能性がありますので、お出かけになる場合は、最新の交通情報をご確認ください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする